アニメ「進撃の巨人-ファイナルシーズン-」のTV放送が始まっています!
(NHK総合にて12月6日(日)24時10分から放送開始)
進撃の巨人のアニメ化は2013年4月からスタートし、2020年12月までに第1期〜第3期が放送終了しています。
進撃の巨人(シーズン) | 話数 | 放送日 |
---|---|---|
第1期(Season 1) | 1話〜25話 | 2013年4月〜9月 |
第2期(Season 2) | 26話〜37話 | 2017年4月〜6月 |
第3期(Season 3)パート1 | 38話〜49話 | 2018年7月〜10月 |
第3期(Season 3)パート2 | 50話〜59話 | 2019年4月〜7月 |
第4期(The Final Season) | 60話〜 | 2020年12月〜 |
第4期が現在放送中の「ファイナルシーズン!」
この記事では、【70話 #偽り者】のあらすじを、わかりやすくまとめています。
- ガビとファルコの行方
- 調査兵団と新兵の対立
- ヒィズル国との外交
- マーレの作戦
70話では上記の場面が同時に進んでいくので、内容を頭の中で切り替えつつ整理する必要がありました。
一つ一つ、どういった意味があるのか抑えていきましょう!
アニメ「進撃の巨人」70話:偽り者(あらすじ)
行く当ても、手がかりも、帰れる保証もない。そんな彼らに手を差し伸べたのは、憎むべき悪魔だった。
引用:進撃の巨人公式ホームページより
地下で拘束されていたガビは、具合が悪い演技をして見張りの駐屯兵を殺し、ファルコと一緒に逃げ出しました。
行くあてもなかったところ、カヤという女の子に見つかりブラウス厩舎で朝食を一緒にすることになりました。
ブラウス厩舎は馬を世話する小屋のことで、孤児院でもあります。
ヒストリア女王の方針で、4年前に親を失った行き場のない子供たちを助ける支援ができていたのです。
実は、ここで厩舎を営む夫婦は、サシャの両親です。(サシャの苗字はブラウスでしたね。)
ガビが怯えながら食事を取る様子に、「この子たちも辛いことがあったんだろう」と察しています。
マーレから来たガビとファルコを助けようとするカヤは、4年前サシャに助けられた女の子でした。
お姉ちゃん(サシャ)が生きてたら、行くあてのないあなたたち決して見捨てたりしない。私にそうしてくれたように。
今度、マーレの人が働いているレストランに招かれているの。そこにあなたたちを連れていけば、マーレに帰る方法が見つかるかもしれない。
私は、お姉ちゃんみたいな人になりたいの。
あの時の女の子が今ここで繋がったことに鳥肌がたちますね。
サシャがカヤを助ける回は、シーズン2/#27話です。
もう一度見返してみると…涙が出ますよ。
マーレ遠征作戦に成功したパラディ島を讃えるキヨミ・アズマビトは、約束通り氷瀑石を燃料に用いた飛行艇を運んできました。
この飛行艇は、地鳴らしの実験的活用を観測するためのものです。
(ヒィズル国はパラディ島唯一の友好国で、69話ではいくつかの条件をもとにパラディ島へ協力する交渉を行っていました。)
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人類の未来を切り拓いてきた調査兵団ですが、ここにきて新兵と対立しています。
第3期から登場するフロックと調査兵団新兵が、ハンジ団長らを見限って勝手な行動を取るようになりました。ここではエレンの情報を勝手に外へ漏らしています。
- フロック
- ルイーゼ
- ホルガー
- ヴィム
彼らの主張は「エレンを解放するべき。パラディ島国民全員の生存権を守れるのは、エレン・イェーガーである。」ということです。
ハンジはエレンに対する信頼を失い、危険を感じて彼を地下へ拘束しています。しかし、フロックと新兵らはエレンを解放しないとエルディア国民は滅びてしまうと思っています。
ここで注目したいのが、フロックら新兵はパラディ島のことを「新生エルディア帝国」と言っているところです。
参考記事
【67話まとめ】アニメ「進撃の巨人」をわかりやすく解説【ネタバレ】ファイナルシーズン(#凶弾)
互いの正義がぶつかっていますね。
ルイーゼという新兵は、過去に巨人を倒すミカサを見ていた女の子です。(シーズン1/#6話)
兵規違反は後悔していません。勝利が調査兵団の目的なら、規則を守ることは必ずしも絶対というわけではありませんよね?
ミカサが新兵の時代も、調査兵団は壁内人類の勝利を目的に変革を起こしてきました。そして兵規を破ることもありました。
しかし、多くの仲間を失いないながら戦い続けてきた今では、より慎重になっています。ハンジはここで、過去に拷問を行ったサネスの言葉を思い出しました。
こういう役には多分順番がある。役を降りても誰かがすぐに代わりを演じ始める。頑張れよ、ハンジ。
サネスとは、偽りの王政の側で仕えていた中央第一憲兵団の男です。王政を脅かすと思われる人を容赦なく抹消してきましたが、調査兵団が彼を拷問したことで王政の秘密が国民に行き渡りました。そして真に王家の血を引くヒストリアが女王となり、王政を立て直しました。(シーズン3/#40話)
昔の自分たちも壁内人類のために変革を起こしてきたので、新兵が勝手な行動を起こしたことが、過去の自分と重なったのだと思います。
すでに自分の役は終わりに近いのではないか?
次の世代に任せる時がきたのかと思わせるシーンでした。
ピクシス司令は、エレンが単独行動を始めるようになった原因を過去から探ろうとしています。
トロスト区鉄道開通祝いの祝賀会で、地下に拘束されていたイェレナの監視役が急遽フロックに代わっていたことに気がつきました。
フロックはというと、エレンの情報漏洩罪で拘留されたばかりです。
この事実より、ピクシス司令はフロックがイェレナとエレンを密会させたのではないかと予測しています。
マーレはジークが祖国を欺いたことに気がつきました。
そこで半年以内に世界連合軍を集結し、パラディ島を討ち払う作戦を立てています。
しかしライナーはジークがそれを知った上で作戦を立てているだろうと予想し、今すぐにでもパラディ島を奇襲するべきと言っています。
近々パラディ島に、マーレの敵兵がやってくることを意味しています。
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まとめ
罪を受け入れてないようですね。この島の民が世界に対して、残虐非道の限りを尽くした歴史をお忘れですか?
エルディア人一人一人が罪の自覚を正しく持つことで、ようやく贖罪への道が開かれるのですよ。
それはみんなが親を亡くしたことと、関係があるの?
70話は、歴史教育を強く受けて育ったガビとカヤ会話がとても印象的な回でした。
100年前に先祖が犯した罪を、残された子供達が償おうとしているのです。
とても大事なシーンなので、丁寧に描かれていましたね。
ガビは頭に叩き込まれた教育と、実際に目で見た真実とのギャップをどう捉えて行くのでしょうか。続きが気になります!
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